今昔物語

今昔物語

一角仙人と著作権法上の翻案

先回、一角仙人と著作権と題して、お話したさい、一角仙人の話は人口に膾炙されているといいました。  私が直接読んだものは以下の4つです・ 1 大智度論巻172 今昔物語集 8 天竺部3 太平記巻37 4 謡曲  1、2につ...
今昔物語

一角仙人と著作権

 以前、今昔物語の一角仙人の話を取り上げました。※参考記事 仙人が女人を背負って山を降る「仙人が女人を背負って山を降る」話は何を伝えているか  それは、「一角仙人、女人を負うて山より王城に来たる語 第三」(今昔物語集 8 天竺部 池...
今昔物語

「仙人が女人を背負って山を降る」話は何を伝えているか

先回、「仙人が女人を背負って山を降りる」というお話をブログに上げました。 すると、ブログ管理者から「だからどうだというのか。」という質問があり、私はコメントを書くともともとのお話のニュアンス、ふくらみが損なわれてしまうと答えました。しかし、考え直して、私がどうしてこの話をブログで紹介したか、説明します。
今昔物語

仙人が女人を背負って山を降る

今昔物語巻第五の「一角仙人、女人を負うて山より王城に来たる語」という話があります(今昔物語集8 池上洵一 訳注 東洋文庫刊 269頁)。本当のところは、訳文をそのまま転載するのがいいですが、著作権法の定め(30条1項1号に該当)に違反する可能性がありますので、要旨をお話します。
タイトルとURLをコピーしました